お役立ちコラム

【失敗しない】椅子カバーをDIYで簡単に張替えする方法を紹介

2022年11月25日

椅子の座面カバーを張替えたいけれど、やり方がわからない、失敗しないか不安な方が多いのではないでしょうか。

購入して何年も経っていたり、子どもやペットがいたりすると座面が汚れたり破れたりしますよね。
また、タバコを吸う方がいると灰が落ちてしまっているかもしれません。

修理業者に出せばもちろん綺麗に張替えてくれますが、自分で張替えることもできます。
自分でも椅子のカバーを張替えられると、価格が安く抑えられるだけでなく、愛着のわく椅子になるでしょう。

ここでは、座面の張替え方法や失敗しやすいポイントなどを丁寧に紹介していきます。

【失敗しない】椅子カバーをDIYで簡単に張替えする方法を紹介

まずは椅子カバーの張替え材料を購入する

せっかく手間をかけて椅子の張替えをするなら、自分の好きな柄にしたいですね。中のへたったクッションも変えたいなど色々とこだわりたくなってしまいます。
でも、材料を色々と揃えるのは椅子のカバーを張替える作業の中も少し大変かもしれません。

カバーの張替えに必要なものはウレタンチップ、ウレタン、座面カバー、不織布です。
必要な工具はプラス・マイナスドライバー、ペンチ、タッカーとタッカーの針などです。
また、軍手もあると怪我防止になります。

ラクラク!椅子張替えキットを購入する

椅子カバーの張替え材料は、キットを買うのが一番簡単です。
購入はお店でももちろん販売していますが、ネットが一番種類も選べて楽でしょう。
カバーは1脚3,000円〜、4脚10,000円〜で販売されています。

しかしながら、こだわってカバーを張替えたい方には、種類が多いとは言えません。
好みのカバーにしたい方は自分で揃える方がよいでしょう。

好みの布でカバー!自分で揃えて購入する

キットでは、座面サイズが大きい、カバーの色柄を選べないなどの制約があります。
自分で好みのカバーを自由に選びたい場合はキットではなく自分で揃えて買うのがいいでしょう。

布の種類も選べるので、お部屋に合わせた色にするなどもでき、またカバーを合皮にすれば丈夫で汚れも拭き取れます。

柄によっては北欧風やアメリカンな椅子にもすることができるため、楽しくアレンジができます。
中に詰めるウレタンとウレタンチップも購入しなければならないので、忘れないようにしてくださいね。

さっそく張替え方をご紹介

それでは、張替え方の紹介をします。
工程はたくさんあるかもしれませんが、どれも難しくないので、一つずつ作業してくださいね。

また、綿材であるウレタンはヘタリや汚れがなければ変えなくても大丈夫です。
ですが、長年使用したものであれば、この機会に変えた方が手間も少ないとも言えるでしょう。

座面カバーを外す

まず、作業しやすいように、椅子の枠から座面だけ外します。
椅子をひっくり返すと、座面はネジで止めてあるはずです。
座面を外せたらたら、ネジをどのネジ穴に入れていたか場所がわかるようにしておいた方が、戻す時にスムーズに戻せます。

座面のカバーをタッカーから外す

実はこの作業が地味で一番大変です。

座面の裏面に大きなホチキスのようなタッカーと呼ばれるものでカバーを固定しています。
このタッカーにマイナスドライバーを差し込み、ペンチで一つずつ外します。
このタッカーはカバーを固定するためにたくさんついていて、それを一個一個外さないといけません。

とても外しづらく、力を入れる必要があり危ないので怪我しないようにしてくださいね。
ポイントは、根気よく一つずつ地道に外すことです。

ウレタンを張替える

へたったウレタンも変えられればふかふかの椅子になるでしょう。
せっかくカバーを外したのであればぜひウレタンも張替えてください。

中に詰める綿材は、ウレタンチップのクッションとウレタンのクッションの2種類あります。
ウレタンを使うは座面より大きめに型をとって切り、ウレタンチップの上にウレタンを重ねてタッカーで裏面に張り付けます。

座面カバーをタッカーでつけて張替える

カバーをつけるのはタッカーでカバーを外すよりも楽です。
最初に座面の長い辺の真ん中にピンと引っ張り、10時の位置にタッカーで張りつける場所を固定してください。
そのあとピンと引っ張りながら、タッカーでカバーをぐるりと張り付けてください。

また、角を綺麗に張るのが難しいので、きっちりと折りたたむようにつけるのがよいでしょう。
裏面を綺麗に見せるための不織布を張る場合は、綺麗にタッカーをつけなくても問題ありませんよ。

裏面に不織布つける

座面の裏で綺麗ではなくてもあまり気にしない方は、不織布を張らなくてもよいですが、つけた方が綺麗に仕上がります。
カバーを取り付けるために張ったタッカーが見えないように取り付けて、不織布もタッカーでつけてください。

座面を元に戻す

綺麗にカバーを張替えできたら、最後は座面を椅子の枠に戻す作業です。
ネジでつけて元に戻すだけですが、ネジの場所を覚えておいた方が、より綺麗に座面を取り付けられますよ。

まとめ

いかがでしたか?
椅子カバーをDIYで張替えた時に失敗しないポイントをまとめてご紹介しました。
失敗しないポイントを一つ一つ丁寧に行えば綺麗に張替えられます。

工程はたくさんあるかもしれませんが、座面の張替えは、えいやっと始めてしまえば意外と大変ではないかもしれません。
自分の好きな布でお気に入りの椅子に張替えられると椅子への愛着もわきますね。