お役立ちコラム
ソファを自分で作るには?かんたんに作る方法を紹介!
2023年03月31日
ソファがほしいと思っても、好みの色や大きさのソファに出会えない場合もありますよね。
そんなときは、自分で作るのも一つの方法です。
この記事では、DIY初心者の方も挑戦できる、ソファの作り方をご紹介します。
既存の製品を利用する方法ですので、気軽に挑戦できます。
ぜひ、参考にしてください。
ソファを作るには|既存の製品を使用する方法を紹介
DIYが得意な方は図面を製作してソファを作れますが、慣れないとそうはいきません。
ここでは、既存の製品を活用して簡単にソファを作る方法をご紹介します。
既存の製品利用には、下記の方法があります。
・すのこを活用する
・パレットを活用する
・カラーボックスを活用する
どの方法も、工具は使用せず簡単に作れます。
まずは挑戦できそうなところから始めてみましょう。
すのこを使う方法
すのことは、薄い板を太い角材の上に打ち付けた製品です。
通気性が良く、押し入れの床に敷いたり浴室の床に使われたりします。
ベッドや布団の下に使用する場合もあります。
そんなすのこを、ソファに活用してみましょう。
すのこの上に、好みの固さのマットを置けばそれだけでソファになります。
すのこの上にマットを置くだけでは低いので、以下の方法で好みの高さにしましょう。
・すのこを重ねる
・マットを重ねる
・厚みのあるマットを置く
・座椅子を置く
すのこを壁側に配置すれば、背もたれを作る必要がありません。
背面に部屋の雰囲気に合わせたクッションを置けば、おしゃれに仕上がります。
座椅子を置いて背もたれを作るのもよいでしょう。
すのこを隠したい場合は、布をかぶせてうまく隠してください。
パレットを使う方法
パレットとは、工場や倉庫などで荷物の運搬に使用される木製の台です。
すのこと似ていますが、フォークリフトのフォークを差し込み、持ち上げられる差し込み口があるのが特徴です。
すのこ同様、パレットの上にマットを置けばソファに早変わりします。
パレットは、通信販売で購入が可能です。
パレット1台だけでは高さがないため、すのこと同じように好みの方法で高さを上げましょう。
パレットには差し込み口があるため、差し込み口に雑誌をしまっておくなど収納も可能です。
パレット部分を布で隠したり、ニスを塗ってアンティークに仕上げたりもよいでしょう。
カラーボックスを使う方法
カラーボックスを横に倒して、ソファにする方法です。
家に使用していないカラーボックスがあれば、活用してみましょう。
カラーボックスの上に、マットやクッションを乗せるだけで完成です。
収納面を横にすれば、小さなお子様も使いやすい収納場所ができます。
ただし、収納面を横にする場合は、耐荷重を確認してから使いましょう。
強度が心配な場合は、収納面を上にして、天板を乗せてソファにします。
その際、強度を保つためカラーボックスの中板はそのまま使用してください。
カラーボックスの上に天板を乗せただけでは、座った際に天板が動く可能性があります。
以下の方法で固定しましょう。
1.蝶番をつけ、開閉できるようにする
2.天板の下に角材をつける
蝶番をつければ、必要なときに取り出せる収納場所ができます。
天板の下につける角材は、カラーボックスに入る大きさに切ってもらいましょう。
そのあと、木工用ボンドで両端につけます。
ボンドをつけたあとは、重しを置いて半日ほど固定させると、しっかりとくっつきやすいです。
カラーボックスをソファにするメリット、デメリットには以下のようなものがあります。
メリット | デメリット |
・ソファが不要になったら、またカラーボックスとして使える
・1人で持ち上げて移動がしやすい ・値段が手頃 |
・安価なものは、重さに耐えきれず壊れる可能性がある |
カラーボックスをソファにする際は、耐荷重を確認し安全を確認してからにしましょう。
ソファを作るときは座り心地にもこだわろう
ソファはゆったり座ってくつろげる場所のため、座り心地にもこだわりたいものです。
ソファのマットには、主に下記のものが利用できます。
・クッション
・座布団
・座椅子
・寝具のマットレス
長時間の利用が多い場合は、座面の固さにもこだわるとよいでしょう。
好みのマットが見つからない場合は、専門店に注文する方法もあります。
座った際に体が沈む柔らかさには、好みがあります。
サンプルを送ってもらったり、相談したりして好みの固さを見つけましょう。
購入したマットを好きな布で覆えば、自分だけのマットが完成します。
ソファを作るときの注意点4つ
ソファを作る際に、注意したい点をご紹介します。
置く部屋や配置などは事前にしっかりイメージする | 何となく作り始めてしまうと、中途半端な結果になる可能性もあるため慎重に決めよう |
木材の場合はヤスリがけをして表面をなめらかにする | 購入した木材を利用する場合は、ささくれや鋭利な箇所がある場合もある |
金具は大きく、強度があるものを使用する | 小さなものや安価なものを使うとソファが壊れやすい |
カラーボックスを利用する場合は、必ず耐荷重を確認する | 安価なものは耐荷重が低くそもそも人が乗れない可能性もある |
注意点に気をつけ、安全に長く利用できるソファを作りましょう。
ソファを作る前にリメイクも考えてみよう
家にソファがあれば、下記の方法でリメイクして新しく作り替える方法もあります。
・布を張り替える
・マットを新しくする
・足の高さを替える
元々あるソファを活用するので、費用を抑えてリメイクできるでしょう。
裁縫が苦手な場合は、大きな布をかぶせるだけでも雰囲気が変わるので手軽です。
大切なソファをリメイクすれば愛着も湧き、家具を楽しく使えます。
ソファ張り替えを希望の場合は、プロに相談する方法もあります。
株式会社アートファニチャーでは、ソファや椅子の修理・張り替えを行っていますので、気になったら相談してみましょう。
まとめ
簡単にソファを作る方法をご紹介してきました。
ソファが部屋にあると雰囲気も変わりますし、くつろげる場所があると喜びを感じられるでしょう。
自分で作ったソファには、愛着も湧くでしょう。
この記事が、DIYのきっかけになりましたら幸いです。